「健康そう」が落とし穴?血糖値を急上昇させる意外な食材と正しい選び方
2026年6月10日
糖尿病の予防やダイエット、日中の眠気対策など、多くの方が気にされている「血糖値」。
「甘いお菓子や白米を控えれば大丈夫」と思っていませんか?
実は、健康的なイメージがある食べ物や、何気なく使っている調味料の中にこそ、血糖値を上げる「隠れ糖質」が潜んでいます。
今回は、見落としがちな「意外な高血糖食材」と、管理栄養士がおすすめする対策をわかりやすく解説します。
1. 健康そうに見えて実はNG!
意外な食材3選①
野菜ジュース・果汁100%ジュース落とし穴:
「体に良さそう」と毎日飲むのは要注意です。加工の過程で食物繊維がほとんど取り除かれているため、液体状の糖分がダイレクトに小腸で吸収され、白米を食べるよりも早く血糖値を下上昇させます。
② グラノーラ・シリアル・加糖ヨーグルト落とし穴:
朝食の定番ですが、市販のグラノーラは砂糖やはちみつ、ドライフルーツが大量に添加されており、糖質が高めです。また、「乳酸菌をとるために」と選ぶヨーグルトも、加糖タイプやフルーツ入りは思った以上に砂糖が含まれています。
③ 春雨(はるさめ)落とし穴:
低カロリーでダイエット向けのイメージが強い春雨ですが、実は原材料のほとんどが「緑豆やじゃがいものでんぷん(糖質)」です。ヘルシーだからとスープやサラダでたくさん食べると、予想以上に血糖値を上昇させます。
2. 味付けに潜む罠!血糖値を上げる調味料
自炊をしていても、以下の調味料をよく使っていると、知らないうちに「糖質オーバー」になってしまいます。みりん・甘酒:米や麹由来のブドウ糖が濃縮されており、液体のため吸収が早いです。
・ケチャップ・ソース・ノンオイルドレッシング:
コクや甘みを出すために、砂糖や「果糖ブドウ糖液糖」が多く使われています。ノンオイルを選ぶと、脂質が低い代わりに糖質が高くなっているケースが多々あります。
・すき焼き・照り焼きのタレ:
大さじ1杯の中に小さじ1〜2杯分の砂糖が溶け込んでいるため、味付けは「出汁(だし)」や「塩・スパイス」をメインにするのが理想です。
3. 管理栄養士が教える「置き換え」の技術
血糖値コントロールの基本は、食べるのを「禁止」にするではなく、賢く「置き換える」ことです。
(おすすめ置き換え例)
①朝のグラノーラ+果汁ジュース→オートミール + 無糖ヨーグルト
オートミールは水溶性食物繊維が豊富で、糖の吸収を遅くします。
ヨーグルトでタンパク質も補えます。
②昼のカップ麺 + おにぎり→おにぎり1個 + サラダチキン + サラダ
糖質×糖質を避け、たんぱく質と食物繊維をプラスして満腹感をキープします。
③料理の砂糖・みりん→ラカントSなどの植物由来甘味料
カロリー・糖類ゼロの天然甘味料を使えば、味を変えずに糖質をカットできます。